第2回Code for Numazu報告(1/9)
2016/1/9(土) 第二回Code for Numazu定例の打ち合わせ風景です。
次回も、フラットでどなたでも発言できる場を作り、課題の深堀しましょう!
【概要】
・沼津市は、全国でもワースト3に入る人口減少都市である。
統計資料を見える化し、本当に人口減少が起こっているのか
どのエリアが顕著に表れているのか確認した。
次回、沼津市の他の統計データもオープンデータ化、他都市と
見える化・比較し、人口減少の原因を確認する。
・沼津市の移住補正金事業について、見る人が移住したくなる資料に
するには、どのような情報、事実が必要か検討。
こちらについても、統計データを見える化することで強み弱みを
確認した上で、どのような層に沼津に来ていただいかターゲットを
見い出し、訴求する資料を次回作成する。
・International OpenData Day(3/5)の予定を決めた。
【アジェンダ&結果】
1、前回までのおさらい (15分)
2、新規参加者の自己紹介(15分)
3、沼津の見える化(45分)
<沼津市の統計情報の見える化>
沼津市 町別 世帯・人口情報
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/tokei/jinkou/choubetu/index.htm
地区別人口のエクセルを利用し、各自の検証結果を発表。
・地区別の人口推移
・世帯数推移(増加エリアはマンション建設との相関あり、減少は
緩やかに減り続けている)
・若年層の女性不足は本当かの数値検証
・震災前後、地盤が弱い地域の世帯数・人口に変動があるか検証
<移住補正金の分かる化>
沼津の移住補正金事業を、分かりやすいドキュメント化することを
検討しようとしたが、補正金だけを前面に出しても、移住者に訴え
たいことが分からないという意見が多数上がった。
金額が適正なのか、なぜ沼津で良いのか、誰をターゲットとしている
のか、不明瞭な点が多い。例えば、衣食住職について、他の都市と
何が沼津が良いのか、沼津で生活するライフスタイルはどうなるのか
など、移住者が「そうだ!」と思えることをまとめなければいけない。
そのため、まずは沼津の実態を掴むため、強み弱み事実を統計データを
オープンデータ化し調査・分析し、本当に沼津に必要な人たちに向けた
ライフスタイルの提案と沼津の良さを伝える資料化することにする。
(Code for Numazuでは、行政の分かりにくい資料、HP内容に
ついて、市民に分かりやすい資料にして発信することも進めます。
HP情報が伝わらない、知らないを、分かる状態にすることで
本来のITを使った情報発信に繋げたいと思います。)
4、成果発表(45分)
5、インターナショナルオープンデイに向けた検討
本日の検討の結果、統計データをもっとオープンデータ化していく
ことで見えてくることが多いという意見で一致。3/5までに、統計
データのオープンデータ化を進め、データを掛け合わせることで
真因がどこにあるか確認できるようにする。


【成果物の例:沼津市地区別人口増減 確認】
http://ichi-den.sakura.ne.jp/code4numazu/pop_demo/