第12回 Code for Numazu定例 報告

第12回 Code for Numazu定例 2017/5/6

<スライド>

○Icebreaker
2016年3月ごろ作成したAEDのオープンデータが、原・浮島地区の紙地図として
採用されました!
○情報共有
・COG、UDC、LODチャレンジのそれぞれの位置づけ。
技術的、課題解決、オープンデータ、オープンガバナンスの軸に当てはめ、
今年度の取り組みについての意志共有をしました。

・オープンデータの広域共通化
静岡東部のシステム課の会合で、静岡東部でオープンデータの広域共通化を進めていくことを提案してもらった。
沼津のシステム課からもイベントを開催する場合は輪番でやりたい、などの案も受け
情報の広域化について今後Code for Numazu でも検討していこうと目標を定めました。

・静岡東部の自治体の活動
裾野市オープンデータ、三島市のHPからイベント検索ができるAPIのプロトタイプを作成しました。
形式の違い、サイトが多いとスクレイピングが大変など、課題も見えてきた。
今後、各自治体へイベント情報を作成のお願いと、それをユーザ側で検索で利用して
どのような形で利活用し、形式をまとめていくか考える。

・5月は静岡東部の自治体に訪問し、オープンデータや共通化のお話をする。

・Q&A
– RSSの活用や各自治体が利用しているベンダーへの働きがけはできないか?
→ 共通フォーマットを作ることで、自治体以外への展開をはかるとともに
自治体内でも複数のカレンダーやイベント情報を載せているので
その部分に対応させたい。
→ また、デザイン思考的に、ユーザー側の利便性も随時見る形で進めていきたい。
– 静岡東部の共通データの先行事例とし、今後他のデータ共通化の弾みとしたい。

○プロジェクト共有
・WikipediaTown
→ 今後、沼津のまちづくりファンドも利用して、年度内に14古墳攻略することを説明。
・グラレコポータル
→ 要求要件定義中、定例後にプロトタイピングの対象範囲を決め、システム開発に移る。
・セピアキャット
→ 活動状況の共有。そろそろリリースも見えてきた。
・てくぬま
→ 広告周知の状況、他の地図との違いを説明。

○Code for Numazuの運営
・今後、補助金や、その他の支出が発生してくるため、郵便貯金口座を作ることを説明。
・任意団体の規約を作るので、名前を載せていい方は連絡をもらう。
・収入、支出については価値と交換すること。
・グラレコや、活動については、ボランティア価格からになってしまうが、対価を支払うこと。
・地域の次世代に投資する費用に、収益は上げていきたい(自治体との交渉、ICTの知識、グラレコ等)
・NPOは沼津では難しい、来年度までに一般社団法人にできるか検討。

・Q&A
– 運営するには、どのぐらいの予算感で考えているか?
→ 初年度は50万、2年後には200から300万程度になるよう見積もっている。
– 一般社団法人化の時期はどのように考えているか?
→ 来年度になる前がリミット。状況によってはもっと早くてもいい。
– 一般社団法人で行うこと、コミュニティといてのCfNで行うことの線引きは?
→ 対象となるドメインは決めていく。基本的には、会社同様に収支と運営に関わるものは
社員でしっかりと決めていき、今まで通り、定例や地域コミュニティとしての機能、
自治体さんへの手伝いなどはみんなでやっていく。ここの線引きも決めていく。

○シェアリングエコノミーワークショップ
沼津市のシルバー世代と地域について、あいあい自動車などのシェアリングエコノミーや
その他の交通をどのように適用すると、価値が上がるかを検討しました。
原地区、愛鷹地区でそれぞれの課題と、対応について検討した結果はこちらです。

原地区


愛鷹地区

愛鷹地区の離れた団地では、高齢化が進み移動販売がメインとなっている。
通院や、その他の買い物に課題がある。→ 三河屋的な御用聞きサービスや、訪問医療との組み合わせができないか?
原地区は、駅中心だった時代の名残でバスが運行されている。
地区センターメインに実態と合わせた路線運用や、バリアフリーのバス対応などで
費用をかけずに対応できる可能性がある。

第12回のグラフィックレコーディング


Posted on: 2017年5月7日, by :

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