Light up Numazu(報告)
2016/8/20 Ligth up Numazu〜データで照らす沼津とは?〜を開催。
講演会形式で沼津で活動する10人の人物にスポットを当てて、活動の見える化を行いました。
当日のプレゼン動画
together
http://togetter.com/li/1014871
<開会の挨拶>
・横屋のり子
「沼津大学とは」
大学のない沼津市で誰もが平等に、仲間として活動できる場を作りたいという思いで
「沼津大学」という市民大学を立ち上げた。
1年間様々な部の中でイベントを通し仲間を増やしてきたが
今年新たにCode for Numazuが情報処理学部として設立された。
活動の見える化をし、訪れた人が次の登壇者になれるよう活動して欲しいと訴えた。
<第一部:基調講演>
・市川博之
「3つの見える化で市民の力を繋げよう!」
Code for Numazuについて、CivicTechについて、オープンデータについてを説明。
CivicTechの一環として、オープンデータを通して沼津を見てみると
沼津の魅力が他の自治体よりも良くないことが解った。
それは産業の変化に対応できない為ではないか?
今ある沼津の「情報」「課題」「活動」の3つを見える化することで
課題に立ち向かう仲間を作ろう!
<第二部:コミュニティリーダー発表>
どのような課題を持ち、
どのようなビジョンを持ち、
どのような成果を出しているのか?を見える化した第2部
・吉村 和彦
「ソーシャルメディアから作るコミュニティ」
240年前から沼津で商売をさせてもらってる恩を返したい。
SMC Shizuokaは「仁」の精神をFor youに変えて
FBを通じて情報配信のお手伝いをする活動をしている。
情報配信がメディアに変わり、一人ではできない大きな情報拡散力を持つようになった。
個人と個人が双方向で情報をやり取りする時代になり、
情報の価値観は共感者の情報がすべての情報より最優先される。
SMCではお互いの情報拡散を支援しあえる活動をし
コミュニティ同士が繋がるお手伝いをしている。
そこから新たなコミュニティが生まれ、拡散し、また繋がっていく。
そして活動している人達をライトアップしていきたい。
・川端 望友
「高校生としてできること」
「コラボ甲子園」に出場したことがきっかけで、高校生として
沼津に何ができるか?を考え出した。
沼津は好きだけど魅力はわからない、それは何故?
温暖な気候や人柄を魅力と感じているのは、生活をするための 街だからではないか?
沼津の生活にイベントをプラスして魅力ある街にする、
それを発信することで「沼津の魅力」をもっと感じてもらいたい。
・井草 雅彦
「おまち彩生研究会」
https://prezi.com/zy7bkbcts050/presentation/
沼津はかつて「おまち」という言い方で華やかにショッピングを楽しんでいたが、
時代の波に飲まれて寂れてきた。
「再生」ではなく「彩生」という形でかつての沼津を取り戻したい。
その中で行った2つのイベントが大成功をした。
買い物弱者に対して、来れないなら遠隔地まで迎えに行くという買い物+αの
「まちブラバスツアー」。
子育て応援サークルがやっていたイベントとコラボした「パンマルシェ」。
2つのイベントは実は他の団体がしていた活動を、そのまま町中で実施しただけ。
町中でやることによって町に人を溢れさせ、街を変えることが
できるかもしれない。
あなたも是非一緒に街中で何かやってみましょう。
・水口 隆太
「私のまちづくり再生事業への挑戦」
商業中心だった沼津の地価が20年で60%まで落ち込んで未だ下げ止まらない。
中心街は空洞化を起こし、もはや商業では都市の再生はできない。
民間主導の持続可能なまちづくりLSC(ライフスタイルセンター)で稼げる街を作る!
持続可能で生きているオシャレで高品質な街を作ろうと取り組んでいる。
必要な機能を集積して新しいライフスタイルを提供できる、高品質な生活ができるような街を目指している。
これは決して補助金垂れ流しの街ではなく、必ず経済を循環することが可能である。
実現させるために広く市民の皆さんの意見を聞きながら、素晴らしい街を作りたい。
たくさんの意見を聞かせて欲しい。
・中村 謙介
「高校生と取り組むまちづくりについて」
沼津の魅力を作り出せる、語ることができる大人になって、沼津に帰ってきて欲しい。
という思いから、高校生と6つの企業で沼津に全く新しいお土産を6種作り出す
「コラボ甲子園」という企画を実行した。
お土産=沼津の魅力、沼津の魅力を知って新しい魅力を作り出せる力をつけて欲しかった。
お菓子・お茶・お寿司・化粧品など様々な商品を本格的に開発し、販売をした。
ふるさと納税にも取り扱ってもらい、現在も一部の商品は企業で継続的に販売している。
「よさこい東海道」「狩野川灯籠流し」にもコラボ商品を出店することで、参加したことない
地域のイベントにも参加し、地域の行事に興味を持ってくれるようになった。
若い世代や様々な街の主役とコラボしてもっと沼津を盛り上げていこう!
・渡邉 尚俊
「ツワモノ事業者の中からリーダーになろうとした理由」
医療健康産業への経済活性化を目的に、様々な企業のトップがイノベーションを起こそうという
プロジェクトに参加し本業で鬱屈した日々が大きく変わった。
病院の困りごとを解決する為に、各自や手間やアイディアを持ち寄って製品を手がけた。
プロジェクト終了後活動を継続するため座長となったが、活動は難航して参加者が減った。
困っていた所を仲間に相談すると、それぞれ視野やスタンスが違うと提示され
仲間と同じ目線を持つことが重要だという事を理解し、ビジネスモデルキャンバスを活用し始めた。
活動をサポートしあい共有し、相互作用、相乗効果を高めるよう行動したていると
製品が増え、医療企業へのつながりも増え、メディアへの露出も増え、現在まで活動することが
できている。
いつ死んでも後悔しない生き方とは?
地域の産業発展に直接貢献できる生き方。
進む道がそれぞれでも繋がることができる!
・小和田 尚子
「ひとりぼっちにさせない」
前職の不動産屋で起きた孤独死がきっかけで高齢化について考えるようになった。
高齢化・痴呆老人の増加であったり、失業により家族とのつながりが薄れ
保証人を得られずに家を借りられず去っていった人達を見てきた。
自己責任社会が無縁社会を生んだことで、社会的セーフティネットから漏れコミュニティ
から断絶される人達が増えてきた。
ひとりぼっちにさせない為に、「母力PJ」や「サポぬま」でリーダー育成や
就労支援や子供食堂を開催し、市民ネットワークで問題解決に挑んでいる。
困っている人がいろんな人と繋がることで社会が動き始め、豊かな暮らしに変わる。
社会保障はすべての人に万全ではない、もしもあなたが困ったら私たちとつながってください。
あなたを応援してくれる人、あなたが必要だと言ってくれる人がいます。
一緒に動き出しましょう!
・川端 馨太
「福祉ってふつうのこと」
前職のイタリアンコックのからのつながりで障害者支援のアルバイトを始めた。
楽しく遊んでいるように働けるこの職場を天職と感じ、転職することにした。
施設では「待つこと・ほめることを軸に、家族より暖かく家族ではできない支援」を
毅然とした態度で自立の手伝いをしている。
仕事が軌道に乗り始め、前職を生かしパスタを作れるお祭りを開催しようと計画
だがやりたい事がやれず事務作業に追われ、6年間毎回急性胃炎で病院に運ばれ
段々と何のためにやっているか解らなくなってきた時、ある人に
「福祉ってもっと身近な普通のことを知ってもらいたいからやっていると思っていた」
と言われた事で自分が動いてきた理由を再発見する。
福祉まつりを通じて、若き福祉従事者も増えている、皆さんにも福祉ってふつうのことと
知ってもらうためにぜひ福祉まつりに来て欲しい。
・石川 学
「あなたにもできる『人と語る、人から学ぶ。』」
生命への畏敬をテーマに21年間ボランディア活動を続けている。
阪神淡路大震災をきっかけに仲間たちを輸送ボランティアを始めた。
自分たちの手弁当で、自分を犠牲にしてがむしゃらに仲間を増やして活動をしてきたが
若者達がこのままでは沼津市民がいなく無くなってしまう!と恩師からの忠告を受け
自分と家族と地域を守る広域市民ボランティアの会を設立。
阪神淡路大震災翌年から、青少年ボランティアと活動しており様々な人材が
この活動に携わってきた。
最近では熊本大震災で活躍しており、現在も被災地に対して活動を行っており、
高校生とも現地を訪問することができた。
自分の生活があっても活動は出来る、ぜひ一緒に活動をしていって欲しい!
市歌に恥じない素晴らしい沼津になろう。
<第三部:トークセッション>
・閉会の挨拶 小澤隆
CivicWave掲載
https://www.facebook.com/CivicWave/
静岡新聞掲載
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/274127.html