WikipediaTown沼津15回とマッピングパーティーUDC2019
2019/10/6
静岡県長泉町と沼津市にてWikipediaTown沼津15回とマッピングパーティーUDC2019
行いました。
マッピングパーティーは久々の開始で約10名の方が集まってくれました。
今回のターゲットは鮎壺の滝。
実は街中に結構大きな滝があるのですが、道路や線路からはなかなか見ずらい位置の為
通りがかるだけだとわかりませんが現在は東京方面からたくさんの観光客が訪れているそうです。
—–【タイムスケジュール】——
9:30-10:30 事前レクチャー
10:30-12:00 鮎壺の滝フィールドワーク
12:00-13:30 昼休憩&沼津市立図書館へ移動
13:30-16:00 Wikipedia執筆&地図作成
16:00-16:20 発表
16:30 解散
ウィキペディアタウンについてとマッピングパーティーについてのレクチャーを行い
Wikipediaの説明を講師のハロワンドさんから
OpenStreetMapの説明を下り専門さんから
鮎壺の滝についてのインプットを長泉観光協会の牛島さんからしていただきました。
レクチャーが終わったあとはベルフォーレ長泉からフィールドワークに出発!
ここからはジオパークのガイド鈴木さんのお話を聞きながら歩いて鮎壺の滝へ向かいます。
ベルフォーレ長泉の敷地内にも溶岩石がたくさん…
続いて歩いて行くと道中には細かいアップダウンを繰り返す道が多数…
それもこのあたりが溶岩の上に住宅街を建てたからこうなっているのだとか。
そんな話を道中にある「割狐塚稲荷神社」に寄って行きます。
住宅街の中にある小さめの神社ですが鳥居の数がすごい!
朱色が鮮やかなので結構こまめに塗り直しがされているのではないでしょうか…
神社の敷地内にはこのような溶岩の山があり、そこを縫うように鳥居が設置されています。
この辺りの溶岩は柔らかい溶岩が固まったもののようで、盛り上がっているのは
中の熱い溶岩の熱が外側の冷えて固まった溶岩を膨張させて、空気穴が開いたことで
切り目の入った盛り上がった山見たいのができたようです。
裏手の方には昔の溶岩が固まる際に縄状になって固まった跡が確認できます。
神社で溶岩のことを学んだ次は用水路へ。
鮎壺の滝を水源として引かれている小さな用水路ですが…この用水路があとで
Wikipediaを執筆する際の曲者となることをこの時は知らなかった…。
鮎壺の滝に到着し、上流側から見える位置にはこのような一本松と
岩が転がって岩盤がすり鉢状に削られてできたポットホールという水たまりが見えます。
水流が多いときはこちらにも水が流れてくるようですが、この日は穏やかだったのでこのようになってます。
鮎壺の滝の高さは9メートル程度ですが実際に見ると結構な迫力!
黄瀬川がこの部分で地盤沈下した為、滝になっているようです。
昔はもっと青く見えたとかなんとか…
ここではサクラダリセットや七人の侍のロケ地になっています。
ラブライブサンシャインのドラマCDにも登場してますね。
黄瀬川にかかる吊り橋を渡ると長泉町から沼津市に行けます。
吊り橋の途中にあるアクリルで透明な床の部分が行政境界だそうです。
というわけでフィールドワークを終了して沼津市立図書館に戻り、
Wikipedia班、OSM班に分かれて作業を行います。
Wikipedia班は「鮎壺の滝」の加筆の為、ジオガイドさんから聞いた名前の由来、地形の成り立ち、滝の歴史、言い伝え、ロケ地などの出典をあたり記載をしていく作業を行いました。
完成したWikipediaの記事はこちら↓
「鮎壺の滝」
OSM班はフィールドワーク中にアプリを活用して測量も同時に行っており、公園内のベンチや看板の位置遊歩道の経路などをOpenStreetMapに入力して行きました。
Posted on: 2020年2月12日, by : h.ichikawa