WikipediaTown 沼津 #8

2018/3/4

静岡市沼津市にてWikipediaTown沼津#8を行いました。

今回は場所が遠いということで、参加者をWikipediaTownに参加
したことある人に限定し、いつも行っているインプットを
車の中で行いました。

まず最初に向かったのは
「江浦横穴群」

江浦横穴群はA群、B群、C群に分かれており歩いて見える範囲は
A群がほとんどでフィールドワークはA群のみになりました。
上方まで登っていくと海側には淡島が見え、とても綺麗な見晴らしになっています。
横穴はミノなどの器具を使って穴が作られており、
壁には彫刻刀のようなもので削られた後がいまでもはっきり残っていました。
一部の横穴には最近まで使っていた後があり、燭台のようなものがおかれている穴も存在しました。

また、横穴群の上方には古墳もあるとの事でメンバー数人が
古墳を目指して登って行きましたが、獣道で草刈りなどを持っていかないと進めないとの事で引き返してきました…。

残りのメンバーが中腹の登山道で待っていると、地元のおじいさんが
通りかかり、横穴を見にきたなどと談笑し別れ際にとポケットから取り出したみかんをくれました。
(おじいさんありがとうございます!)
おじいさんの話などから総合した現地見学の注意点は

・山登りになるので運動靴を履く
・夏はマムシ、冬はイノシシが出るので注意する

です、現地見学に行こうと思っている方は参考にしてください。

次に向かったのが
「井田松江古墳群」

読み方は「いたすんごうこふんぐん」です。
なぜ<松江>が<すんごう>と読むのかは不明ですが、台湾には
同じ漢字で同じ読みの地名が存在しました。

こちらは煌めきの丘という見晴台の階段を降りていくと見に行けます。
こちらの古墳は一番メインの石室が屋根で覆われていますが、
海風の強い場所で発掘時にこれ以上崩れないようにと風除けのために立てられたそうです。

出土品にはこの地方では珍しいものが多く、海を渡ってどこかから運ばれてきたのではないか?というお話がメンバーの中で行われました。
また、石室のあり方も横穴とは違い沼津市街地にある古墳の方に
作り方が似ているという事で人の移動について、想像が膨らむお話を聞くことができました。

二つの現場を回る時には道中にコンビニ、ガソリンスタンドが一切無い為、トイレがないことをご注意ください。

お昼ご飯は戸田まで向かい、メンバーみんなで深海魚などを食べましたよ!
写真は戸田のB級グルメ、戸田はんぺん。つみれのようですが、ふわふわしていて意外と食べ応えがあります。

執筆作業は「戸田図書館」で行いました。
戸田図書館さんは私たちをとても歓迎していただき、たくさんの資料を
貸していただきました。
戸田は古墳よりもディアナ号についてが有名で、そちらの資料も見せていただきましたが
記事に着手することができなかったので、いずれまたお伺いしたいと思います。

完成した記事はこちら
「江浦横穴群」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%B5%A6%E6%A8%AA%E7%A9%B4%E7%BE%A4

「井田松江古墳群」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E7%94%B0%E6%9D%BE%E6%B1%9F%E5%8F%A4%E5%A2%B3%E7%BE%A4

Posted on: 2018年4月4日, by :

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